材木町のメイン通り (通称 : いーはとーぶアベニュー) の途中に参道があります。
永祥院
江戸初期に建立されたお寺です。
こちらの境内に祀られているのが…
酒買地蔵尊
その昔、毎日お酒を買いに来る、このお寺の小僧さんがいたといいます。その小僧さんの正体が、実はお地蔵さんだったという伝説が残っています。
商売繁盛の守り本尊として、今日まで崇められています。
遠方からの参拝者も多く、本尊にはお酒が供えられています。
この日 (令和2年1月11日) は「酒買地蔵尊のお年越」として、午後から「もちつき」「成木責め」などが行われました。
そして17時からは、材木町メイン通りにて「裸参り」が行われました。
材木町
かつて材木商で栄えた町です。
近くを流れる北上川を使って、仙台領まで材木を出荷していたといいます。
現在の材木町には、旧茅町が含まれます。
藩政時代から盛岡の北の玄関口として栄え、メイン通りは「北大通り商店街」と呼ばれていた時代もあったようです。
宮沢賢治ゆかりの町でもあります。
また、4月~11月の毎週土曜日に「材木町 よ市」という盛大な市が開かれます。
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さて、17時をまわり「裸参り」がスタート!
盛岡に藩政時代から伝えられてきた「寒参り」です。
隊列の途中を横切ることは「願掛けが途切れる」として嫌われます!
横切ると、ガチで怒鳴られます!
裏通りにある「栄澤稲荷神社」に参拝。
再びメイン通りへ。
「永祥院」の参道へ。
到着。
参拝。
境内では、お雑煮と甘酒の「おふるまい」がありました。
このあとは「もちまき」が行われました。
なお「裸参り」は、材木町を含め、今年は計7ヶ所で開催されます!
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