舟っこ流し 2019
2019年8月16日(金)
※8月17日(土)に順延
台風10号の接近により雨天・増水が見込まれるため
16時から
堤灯やお供え物で飾られた舟 (舟っこ) が川に浮かべられ、火が灯され、先祖の霊を送り無病息災を祈る「送り盆行事」です。
「♪ 去~年の あ~なたの 想~い出が~」さだまさしさん (グレープ) の名曲でもおなじみ、長崎の精霊流しに似ています。
ちなみに「舟っこ」の「っこ」というのは方言です。岩手では「わん (こ) そば」「チャグチャグ馬 (コ) 」と同様。東北の一部地域では、何かと名詞に「こ」「っこ」をつけます。
開催場所について
北上川・明治橋上流右岸
(盛岡市仙北一丁目)
駐車場がありません!
近隣に有料駐車場などもないのでご注意ください!
東北本線の仙北町駅から徒歩5分ほど。こちらの利用をおすすめします。盛岡駅からも、頑張れば歩ける距離です。
会場前にバス停がありますが、本数がかなり少ないです。
明治橋上での観覧は基本的にNGです!
毎年、写真撮影ぐらいならOKといった感じです!
お盆まで
7月の中旬ぐらいから、会場近くの町内会を中心に「舟っこ」が作られます。
2019年は14艘が作られています。
お盆期間中
8月13日~16日の夕刻まで、各地区で「舟っこ」が展示されます。
舟っこ流し当日
当日の16時頃、北上川原に「舟っこ」が集合します。
そして、式典法要が行われます。
そのあと…
入水!
点火!
「舟っこ」は勢いよく燃えていきます。
爆竹やロケット花火ですごい音がします。
昔はそのまま川に流していましが、近年は環境の面から途中で引きあげられます。
そして、18時30分頃からは…
投げ松明
かつてこの地を治めていた、南部氏 (盛岡藩主) ゆかりの地、山梨県南部町に伝わる行事です。
灯籠流し
「舟っこ」が全て流されたあと、灯篭が流されます。
花火大会
最後に、3,000発の花火が打ちあがります。
服装に注意
この時期の盛岡、日中はまだまだ暑いのですが、夜になると涼しく感じるかもしれません。かと思えば、夜になっても暑い年もあり、非常に微妙な気候です。
特に観光などで来られる方は、服装にご注意ください!
大雨などで中止・延期の場合
※ 昨年 (2018年) は大雨のため中止・延期になりました
送り盆の行事とはいえ、川を使うため、対応は臨機応変です。
【2019年の対応】
- 8月16日(金) 中止の場合→8月17日(土) 同時刻に順延
- 8月17日(土) 中止の場合→8月18日(日) 同時刻に順延
下のホームページにて発表されるので、ご確認ください。
【公式サイト】
http://moriokafunekkonagashi.com/
【Facebook】
https://www.facebook.com/funekkonagashi