「東京五輪 2020」の開幕まで、あと1年になりました!
そこで今回は、東京五輪の聖火リレー (岩手県内) のことを中心に書きます。
東京五輪 1964 聖火リレー in 岩手
1964 (昭和39) 年9月21日~26日
1964 (昭和39) 年は全国を4つのルートに分けて、聖火リレーが行われました。
岩手県は、第4コース (北海道 → 青森 → 岩手 → 宮城 → 福島 → 栃木 → 茨城 → 千葉 → 東京) でした。
〇 岩手県内のルート
9月21日 青森県 ⇒ 福岡町 (現 二戸市)
↓
9月22日 盛岡市
9月23日 (秋分の日) は聖火リレーも休み
↓
9月24日 北上市
↓
9月25日 一関市到着
9月26日 一関市 ⇒ 宮城県
6日間もかけたことに驚きです。道が整備されていなかったのでしょうか? それとも単にゆったりした時代だったのでしょうか?
県内陸部 (国道4号線沿い) のみのルートで、いかにも昭和といった感じです。現代であれば、多くの市町村から不満が殺到するでしょう。
盛岡市内の様子をもう少し詳しく!
聖火は9月22日に盛岡入り。16時20分、岩手公園 (現 盛岡城跡公園) に到着します。当時の岩手県知事の手で、聖火皿に火が移されます。
23日 (秋分の日) はリレーもお休み。聖火は「盛岡市役所」で保管されました。
祝日は休むところが、時代を感じます。当時の岩手県民であれば、聖火リレーの観覧よりも墓参り (彼岸の中日) を優先しそうですが。
そして、24日の10時、岩手公園から再び出発します。
下の写真は盛岡市内。大通り商店街 (22日) の様子です!
奥にうっすらと「盛岡信用金庫 大通支店」の看板が見えます。
現在のこのあたりです!
当時の「大通佐々木電気」の前あたりから撮影したものです。現代であれば、松屋・ドコモショップの前あたりといえば分かりやすいでしょうか。
私の祖父が、仕事を抜け出して撮影したものです。
こちらの写真…
フジテレビ『めざましテレビ』2019年6月7日(金) の放送に登場!
「東京五輪 1964」聖火リレーのルートを辿る「日本つながるプロジェクト」という企画で、一瞬だけですが登場しました。
以前書いた記事に写真をアップしていたところ、番組スタッフの方から連絡があり、提供することになりました。
また、岩手県内の書店でよく見かけるこちらの本…
「昭和のアルバム 盛岡・岩手・紫波」株式会社 電波社
こちらにも登場します!
聖火台が岩手を巡回
今年の5月~7月にかけて、前回の東京五輪で使われた、本物の「聖火台」が岩手県内を巡回し、話題になりました!
※ 詳しくはこちら
東京五輪 2020 聖火リレー in 岩手
2020 (令和2) 年6月17日~19日
先日、ルートが発表されました!
〇 岩手県内のルート
【6月17日】
雫石町 → 滝沢市 → 八幡平市 → 岩手町 → 一戸町 → 二戸市 → 洋野町 → 普代村 → 野田村 → 久慈市
【6月18日】
岩泉町 → 田野畑村 → 宮古市 → 山田町 → 大槌町 → 釜石市 → 大船渡市 → 陸前高田市
【6月19日】
一関市 → 平泉町 → 奥州市 → 金ヶ崎町 → 北上市 → 花巻市 → 遠野市 → 紫波町 → 矢巾町 → 盛岡市
県内33市町村を通ることが決定しました。
ルートから外れた5町村 (軽米町・九戸村・葛巻町・住田町・西和賀町) が、県に申し入れをしたとニュースになっていましたが、どうなったのでしょうか?