第25回
さけの赤ちゃん放流会
2019年3月9日(土)
以前紹介した、卵からふ化した「鮭の赤ちゃん」です。
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いよいよ、中津川へ放流される日がやってきました!
宮古市のふ化場から卵を分けてもらい、市内各地の水槽で育てられてきた稚魚 (上の写真を含む) と、市内を流れる簗川から運ばれてきた稚魚が一緒に放流されます。
親子連れを中心に、毎年たくさんの人が参加します。
13時半頃…
事前集会 (放流前のイベント・お振舞など) が開かれる「盛岡信用金庫 本町支店」前に、続々と人が集まっています。
本町
イベントの主催は「本町振興会」(本町通商店街) になります。
「本町通り」を中心に、1~3丁目までが広がっています。こちらの通りは「奥州街道」の名残になります。
かつては「京町」と呼ばれ、京都出身の商人が多く店を構えていた場所です。
稚魚を放流する場所の近くに架かる「上の橋」です。
市内で一番歴史がある橋です。
この橋から本町側を見ると、道路がカーブしているのが分かります。
『ブラタモリ』などによく登場する、城下町によくある道 (クランク) の名残です。
また、盛岡藩は鮭を幕府に献上し、珍重されていました。昔はこの川にも、たくさんの鮭がいたといいます。
現在は、観賞のみになります。
上の橋~与の字橋間の川原にて、稚魚が放流されます。
「バイバ~イ」と言いながら放流する子ども達。
この川である程度まで成長したのち、北上川に出て太平洋へ。そして約4年後、親鮭になってこの川に帰ってきます。
昨年の秋、同じ場所の様子です。
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