ブラモリオカ ‐岩手県盛岡市非公認ガイド‐

観光客数に伸び悩む岩手県や盛岡市。岩手県…面積は47都道府県中【第2位】、観光客数は【ワースト2位】経験あり。県庁所在地・盛岡市…東北6県の県庁所在地の中で常に【最下位】。岩手県への観光客は、世界遺産・平泉→仙台&松島(宮城県)パターンが多いのが現実。「盛岡もの識り検定(通称 : もりけん)2級」合格者、一応「もりおかコンシェルジュ」が岩手県や盛岡市のメジャーからマイナーまでをご紹介。モットーは「なるべくゆる~く」。ツイッターはじめました→https://twitter.com/chi_tan_35

盛岡でボヤく① 日本の福祉について。

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※写真はイメージです

 

岩手県の自殺率は全国的にも高いです。冬の北国は憂鬱な気分になる時があります。そこで、いっそのこと、新企画で色々とボヤいてみようと思います。

 

第1弾は「日本の福祉について」

 

なぜ福祉についてかというと、私自身が20代の頃、福祉関係の仕事をしていたからです。「社会の役に立つ仕事がしたい」などという夢を抱き、福祉関係の仕事に就いた20代前半の私。

 

福祉用具専門相談員という仕事をしていました。介護保険サービスの中に「福祉用具の貸与・購入」というものがあります。簡単にいえば、車いす・介護用ベッドなど福祉用具のアドバイザー的な仕事です。

 

2000年代前半の福祉業界といえば、非正規雇用が当たり前。私の会社も最低賃金に近い給料で、サービス残業・休日出勤・仕事の持ち帰りは当たり前という風潮でした。数年前にスタートしたばかりの介護保険制度を皆いまいち理解できておらず、人が入って辞めてのくり返し。忙しさから、かなりピリピリムードでした。

 

入社初日から先輩達と同じような仕事をするのは当たり前。衝撃的だったのは、同じ日に入って、「これから一緒に頑張ろうね!」と言っていた同期が1日で辞めてしまったことです。

 

その1週間後、更なる衝撃が。新卒で仕事のノウハウも分からない、社会人7日目の私を職場は、本社で行われる新商品説明会に行かせたのです。他に行ける人がいないという理由でした。立ち上がったばかりの部署だったこともありまして…。

 

入社して1ヶ月。最初の給料は、東京都内で手取り15万円ぐらいだったでしょうか。

 

ちなみに当時、他職種で働いている同級生達の話を聞いて、私が一番羨ましかったのは、新人研修をしてもらえることでした。

 

入社から半年ぐらいが経ち、更なる衝撃が。会社が業務拡大をすることになり、私が「リーダー」というポジションになってしまいました。最近あまりこの言葉を聞かなくなりましたが、いわゆる名ばかり管理職です。なぜ私かというと、入社順と福祉関係の資格をいくつか持っていたからです。部下は30代~40代の人達ばかり。もうその先はメチャクチャでした。2年も経たずに退職しました。

 

長くなってしまうので、とりあえずはこの辺で。

 

中途で福祉の仕事に就いた人よりも、福祉専門学校・福祉大学などを卒業し、新卒で仕事に就いた人の離職率のほうが高いように思います。私のような立場の同級生は他にもいました。若い頃に絶望してしまうと、その職種に戻りたくないと思ってしまうものです。私もその1人なのですが。

 

現在の福祉業界、当時よりは良くなっているようですが、それでも他職種よりは厳しいのが現実です。今はテレビなどで取り上げられる機会も増えました。私が働いていた当時は、ブラック企業などという定義も存在しなかったような時代。ただ福祉の仕事に、この定義を当てはめるのは難しいところもあります。

 

日本は児童・障害者なども含め、福祉の仕事=ボランティアの延長という風潮があります。私はこれに問題があるように感じるのです。特に現場で働いている人達は、「人の命」をあずかっているからです。体力も必要です。たくさんの人と接するため、ものすごい神経を使います。

 

福祉に「金」の話を持ち出すのは汚いと思われるかもしれませんが、大抵の人間はそんなに「善人」ではないと思います。欲もあれば、できれば楽して生きたいと思ってしまうものです。「奉仕の心」だけでは、利用者に「良質なサービス」を提供するのは不可能だと思います。

 

数年後には、日本人の3人に1人が高齢者になります。

 

こんな感じで今年はゆるくないことも、岩手県にも何かしら関係しそうなことは、書いていきたいと思います。