大宮神社
797 (延暦16) 年に創建。非常に歴史のある神社です。
この神社の近くに、当ブログでも度々取り上げている国の史跡・志波城跡 (志波城古代公園) があります。
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坂上田村麻呂がこの地を平定した後、伊勢神宮・外宮の分霊を祀ったのが始まりとされています。「大宮豊受神社」と称しました。
志波城の鬼門鎮護の神社であったといいます。
明治期になって現社名「大宮神社」に改称。
ちなみに、創建当時は別の場所に鎮座していました。
最初の場所は、北上川と雫石川の合流地点に近く、水害に悩まされたといいます。そのため、この場所に移されました。
ちなみに「大宮」とは、この神社自体を指します。
元々神社があった場所を「元宮 (もとみや)」と呼んだそうです。
現在は、この神社を含む地域一帯を「本宮 (もとみや)」といいます。地名の由来になったとのことです。
ちなみに神社がある場所の住所は、「盛岡市 本宮 字大宮」になります。
(ちょっとややこしい…)
「大宮神楽」が伝承されています。
田村麻呂に同行した神官の一族が受け継いだものとされています。現在は保存会が伝承・奉納しています。
また、本宮地区 (旧本宮村) の出身者には、第19代内閣総理大臣 (平民宰相)・原敬がいます。
生家がこの近くにあり、度々この神社を訪れていたといいます。
この神社の近隣にある、大宮中学校。
昨年末に今季限りでの現役引退を発表、サッカーW杯元日本代表・鹿島アントラーズ・小笠原満男選手の母校になります。
また、本宮地区内にある、盛岡商業高校・サッカー部。
「第85回全国高等学校サッカー選手権大会」(2007年) で全国優勝を果たした強豪校です。
パワースポットかもしれません!