※ 中の橋の「サケのぼり」
鮭の遡上
盛岡は秋になると、市内中心部を流れる「中津川」に鮭が遡上します!
毎年10月~12月頃
かつて盛岡藩は徳川幕府に鮭を献上し、珍重されていたといいます。
現在、この川で鮭の捕獲は禁止されています。
一時期、工場や家庭からの排水で川が汚れ、鮭などの魚が姿を消したといいます。下水道整備の推進により、再び綺麗な川を取り戻しました。
毎年、稚魚を放流しています。自然産卵・孵化(ふか)もあるようです。
稚魚は、中津川 ⇒ 北上川 ⇒ 太平洋 (アラスカ沖) で、約4年かけて成長します。そして再び中津川へと戻ってきます。
こちらが北上川との合流地点になります。
この場所から、鮭のごとく上流へ!
御厩橋
川原橋
ここからがオススメの場所です ↓↓↓
※ オススメ度 ★★★ が満点
下の橋 ★
藩政時代から残る橋です。擬宝珠は明治期に別の橋から移されたもの。
上流側に鮭がいることがあります。
毘沙門橋 ★★★
歩行者・自転車専用の橋です。
さっそく発見しました!
毘沙門橋~中の橋間 (盛岡城跡公園側) にある「ビクトリアロード」です。
この場所には「鮭の彫刻」があります。
姉妹都市である「カナダ・ビクトリア市との友情」をあらわしているといいます。
中の橋 ★★
奥は「岩手銀行赤レンガ館」です。
こちらは「鮭のオブジェ」です。
鮭遡上中を知らせる「サケのぼり」が出ています!
鉄塔の場所は「東北電力 岩手支店」です。
この場所にも「鮭の彫刻」があります。
与の字橋 ★★★
個人的に一番オススメの場所です!!
川原でも観賞できます。
毎年3月にこの付近で、稚魚の放流が行われます。
※ 詳しくはこちら
上の橋 ★★
上を走るのは旧奥州街道で、市内で一番古い橋です。
この場所で鮭を発見できると、風情があります。
このあたりまでがオススメの場所です ↑↑↑
引き続き、この先も紹介していきます!
富士見橋
「富士見」とは奥に見える「岩手山 (南部富士)」のことです。
歩行者・自転車専用の橋です。
「富士見橋」の上流左側には狭い道があります。
川を覗くと、鮭が遡上している時があります。
ここまで主に、橋の上からの様子を紹介してきましたが、川原には遊歩道があります。
※ 詳しくはこちら
文化橋・東大橋
東大橋 (右) の上を走るのは、国道4号線です。
山賀橋
さんさ太鼓とカジカです。
かつてこの川にたくさん生息していたそうです。
ちなみにこの川、夏場は「アユ釣り」が出来ます。ビル・マンションが建ち並ぶ市内中心部で、川釣りをしている光景は、なかなか面白いものです。
イワナ・ヤマメもいます。
中津川橋
朝ドラのロケでもおなじみの橋です。奥には岩手山が。
歩行者・自転車専用の橋です。
浅岸橋
市街地からは遠いのですが、かなりの穴場です!
県内ニュース「鮭が遡上」の第一報は、この場所からが多い気がします。
更に上流へ!
中央のでっぱりは鮭が遡上しやすいように作られたそうです。
米内川との合流地点があります。手前を流れるのが中津川です。
水道橋
この先は山道になり、しばらく橋がありません。
上流には「綱取ダム」があり、そこに架かる「綱取大橋」があります。源流は北上山地 (岩泉町内) になります。
※下の橋~上の橋について