仙北町駅
名前の通り、仙北地区にある駅です。
1915 (大正4) 年に開業。
「盛岡駅」まで (から) 3分程度、東北本線の終点ひとつ手前にある駅です。
駅前には商店・銀行・郵便局などがあります。
3つの高校の最寄駅で、通学時間帯は高校生が大勢います。
駅裏 (西口) への連絡通路です。
こちらからは…
岩手山や盛岡市内が望めます。
車社会のため、主要路線でも、日中は2両編成がほとんどです。
駅裏 (西口) は、西仙北地区になります。昭和後期まで、工場・広場・田畑が広がる地域でした。
平成に入り、再開発で一気に住宅街へ。商業施設も多くあります。
このモニュメント…
西口が完成した当時からあるのですが…正体不明!
一体、何者なのでしょう?
当初この場所に、盛岡駅が作られる予定でした!
作られなかったのは、地元住民の強い反対です。
その後、現在地に盛岡駅が完成し、そちらの地区が一気に栄えました。
焦った地元住民が頼ったのが…
第19代内閣総理大臣 (平民宰相) にもなった、原敬です。
当時は「鉄道院総裁」だったといいます。
現在、駅がある場所 (旧本宮村) は、原の地元です。当時は、原の生家 (上の写真:現在は原敬記念館) の最寄駅でした。
原が「実家に帰省するのに便利だから作った」などという逸話もありますが…真相は不明です!