青山駅
名前の通り、青山地区にあります。
IGRいわて銀河鉄道の駅になります。
近隣には、商業施設・住宅街・学校・盛岡西警察署・県立運動公園 etc…と、色々と揃っています。
2006 (平成18) 年に開業。市内で一番新しい駅です。
現在でも、ベッドタウンとして発展が著しいこの地域。車の渋滞が問題になっており、その緩和のために、駅が作られました。
盛岡駅から北へと延びる、IGRいわて銀河鉄道は、もともと東北本線でした。
2002 (平成14) 年、並行して走る東北新幹線が「八戸駅」まで延びた際、第三セクターに転換しました。
駅の開業はその数年後になります。
こちらは、駅南口。
飲食店などが入っています。
2015 (平成27) 年に完成したばかりです。
ちなみに、東京・青山にあるのは「青山一丁目駅」になります。
「青山駅」という名前の駅は、この他に新潟県と愛知県にあるようです。
レンガ造りなのには理由があります。
駅の向かい側に、昔ながらの門柱が保存されています。
この周辺一帯、戦前は陸軍の一大演習場でした。
「観武ヶ原 (みたけがはら)」という、広大な原っぱだったといいます。現在でも「みたけ」という地名が残っています。
近隣の歩道にもレンガを使用。
この場所を歩いていくと…
盛岡ふれあい覆馬場プラザ
「覆馬場 (おおいばば)」とは、陸軍の屋内訓練場だったといいます。
6棟あった建物の、1棟が保存されています。
現在は、多目的施設です。
この他にも、当時の名残があります。
近隣のスーパー裏にひっそりと。
こちらは当時の門柱を保存し、小さな庭園としています。
「独立行政法人国立病院機構盛岡病院」の敷地内にあります。