盛岡市内で時折遭遇するのが、盛岡弁で喋る自動販売機です!
上の写真は「もりおか歴史文化館」に設置してあるものです。
「ダイドードリンコ」が全国各地に、その土地の言葉で喋る自動販売機を設置しているようです。
設置場所によっても多少異なりますが、お金を入れると…
「まいど、ありがとござんす」(まいど、ありがとうございます)
から始まり…
最後は…
「ありがとがんした」(ありがとうございました)
「また、おでってくなんせ」(また、お越しください)
「おつりっこ、とりやんしたか」(お釣りのお取り忘れはございませんか?)
盛岡弁というのは、盛岡城下で使われていた言葉です。城下で独自に発達したものといわれています。
よく言われるのが「京都っぽい」です。
盛岡の町は主に、京都・大阪・近江の商人によって作られています。それが関係しているのかもしれません。
ドラマ・映画『壬生義士伝』の渡辺謙さん・中井貴一さん、朝ドラ『どんど晴れ』の草笛光子さんが、流暢な盛岡弁を使っていたものです。
実際に盛岡市内で、盛岡弁を使う人は、ほとんど見かけなくなってしまいました。
盛岡の人に「盛岡弁で喋って」と言っても、喋れません!