盛岡出身者で、北海道で生活した経験がある2人のエピソードを書いてみました。
新渡戸稲造
1862 (文久2) 年生まれ。
日本の伝統的な道徳教育について書かれた『武士道』や、旧五千円札の肖像でも有名な教育者・思想家です。
1877 (明治10) 年、札幌農学校 (現北海道大学) に第二期生として入学。その後、海外留学などを経て、同校の教授になっています。
「少年よ大志を抱け (Boys be ambitious)」で有名なクラーク博士。同校に赴任したのが、1876 (明治9) 年~翌年の5月。新渡戸の入学とは入れ替わりだったといいます。
そして、もうひとりが…
石川啄木
1886 (明治19) 年生まれ。
『十五の心』など、教科書にも名前が登場する詩人です。
盛岡や東京を転々としたのち、1907 (明治40) 年、新天地を求めて函館へ。代用教員や新聞記者をしていました。
その後、札幌にて新聞の校正係、小樽の新聞記者、釧路の新聞社勤務をしています。
そして、再び東京へ。
本人の希望により、お墓が函館にあります。
平成30年北海道胆振東部地震。岩手から北海道応援の気持ちで今回のブログを書きました。被災地の皆さん、負けないでください!