お茶餅
「おちゃもち」と読みます。
岩手県の内陸部 (主に盛岡市・花巻市・北上市・一関市・およびその周辺地域) に伝わる郷土料理です。
特に「お茶」が使われているわけではないのです!
団扇 (うちわ) に形が似ているので「団扇餅 (うちわもち)」…それが訛って「お茶餅」になったそうです。
連続テレビ小説『半分、青い。』に登場し、バカ売れしていると噂の「五平餅」。そういえば、大ヒット映画『君の名は。』にも登場していたような…。
その類似の食べ物として紹介されることが多いです。
うるち米・醤油・胡麻・胡桃などが使用されています。それぞれの店によって、使用しているもの、味も異なります。
「五平餅」とは製法が異なり、「お茶餅」のほうはかなり柔らかいです。
日持ちしないため、お土産としての販売はしていないようですが、市内の団子屋に行くと、必ずといってよいほど置いてあります!
ちなみに、朝ドラ繋がりでひとつ。
連続テレビ小説『どんど晴れ』(2007年放送)は、盛岡市が舞台でした。この朝ドラの中に「セリフのみ」で一度だけ登場しています。
今日のおやつをヒロインに尋ねた旅館の息子2人が「また、お茶餅か~」と発する場面がありました!